好き過ぎて苦しいのはなぜ？9つの原因と対策

「なぜ好きすぎると胸が苦しくなってしまうのか、理由を知りたい」
「苦しいときには、どのように対処すればよいのかを具体的に知りたい」

誰でも恋をすると胸が苦しくなりますよね。

相手のことが好きすぎて苦しいときは気持ちのコントロールが難しくなっているため、苦しみの理由を明確にし、適切な行動をとることが大切です。

そこで本記事では、好きすぎて辛い9つの理由と具体的な9つの解決策について解説します。

好きすぎて苦しい9つの理由｜女性心理を解剖

「相手のことが大好きすぎて苦しい」

このように、矛盾しているような感情が起こってしまうのはなぜでしょうか。

ひとくちに「あの人が大好きで胸が苦しい」といっても、実際の状況や原因はさまざまです。

こちらでは、女性が好きすぎて苦しいと感じてしまう9つの理由について解説します。

自分が相手を好きな気持ちの方が大きいから

好きすぎて苦しい理由のひとつは、お互いの好意に差があり、自分の好意の方が強いからです。

相手への好意が強いほど、ちょっとした相手の言動が気になってしまいます。

たとえば、下記などが挙げられます。

• 会える日が少ない
• LINEの返信が遅い
• 文章が短い

付き合っているカップルであっても、お互いの好意に大きな差があると恋愛中に苦しいと感じてしまいやすいでしょう。

失うのが怖いほど大切な存在だから

大好きな人は、かけがえのない存在です。

中には、相手のことを考えるだけで、ドキドキして胸が苦しいという人もいるでしょう。

恋をすると、脳内からアドレナリンやドーパミンが分泌されます。

アドレナリンやドーパミンは神経を興奮させる働きがあるため、好きな人のことを考えるとドキドキして苦しくなるのです。

両思いであれば、幸せな状態ともいえるかもしれません。

まだ相手と出会って日が浅いから

好きすぎて苦しいという場合、出会ってからまだ日が浅いケースも多いでしょう。

どんなに好きであったとしても、時間の経過とともにある程度気持ちが落ち着いてくることが多いからです。

相手と知り合って間もなかったり、付き合って日が浅かったりする場合には、恋愛のドキドキ感の方が大きくなりがちです。

嫉妬心や独占欲が強いから

好きすぎて苦しい理由のひとつは、嫉妬心や独占欲が強いことです。

しかし、相手には相手の事情や仕事があるもの。

たとえ付き合っているパートナーであっても、相手のすべてを独占するのは難しいでしょう。

仕事や飲み会に行く度に「他の女性がいないか」「浮気していないか」などと疑い始めると自分が苦しくなってしまいます。

嫉妬心や独占欲が原因で苦しい気持ちになっている場合は、その事実に気付くだけでも少し気持ちが楽になるかもしれません。

恋愛以外の趣味がないから

好きすぎて苦しい理由のひとつは、恋愛以外に熱中できるものがないことです。

他に打ち込めるものがないと、恋愛や相手に依存してしまいがちです。

付き合っている場合は、些細な相手の言動が気になり相手を束縛してしまうこともあるでしょう。

すると、パートナーも窮屈に感じたり、重たく感じたりしてしまうかもしれません。

恋愛以外にも熱中できるものを見つけることは、自分の気持ちを軽くするためでなく、相手と長期的に良好な関係を築くためにも大切です。

相手に恋人やパートナーがいるから

好きすぎて苦しいという場合、相手にパートナーがいることもあります。

叶えるのが難しい恋であることや、相手の一番になれない事実にもどかしいと感じてしまう人も多いでしょう。

好きになった人にたまたまパートナーがいたという場合もあれば、相手の余裕がある大人の振る舞いに惹かれてしまった場合もあるかもしれません。

好きな人に既にパートナーがいる場合の恋愛は、苦しいと感じてしまうでしょう。

自分に自信がないから

自分に自信がないと、相手のことが好きすぎて苦しい状態になりやすいでしょう。

自信が持てない方は、たとえ付き合っていたとしても二人の関係性に恐れや不安を感じてしまう傾向があるからです。

たとえば「今の相手を逃したら、もう他に好きな人ができないかもしれない」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

過去に恋愛で傷ついた経験があるから

過去に恋愛で傷ついた経験がある人も、好きすぎて苦しいと感じてしまいやすいでしょう。

前回のパートナーと比べて相性がよい場合は、「これ以上好きな人は現れないかもしれない」と感じることもあります。

また「今度の人は大丈夫だろうか」と不安を感じるために、苦しくなってしまうこともあるでしょう。

できるだけ、今あるものや目の前の幸せに目を向けるようにしてみてください。

推しにガチ恋をしているから

今や5人に1人が経験ありといわれる「推し活」。

中には好きになった人が、アイドルや二次元だったという人もいるかもしれません。

例えば、下記のようなさまざまなパターンが考えられます。

• 推しが出演している映画やドラマの、共演女優に嫉妬してしまう
• 好きなアイドルの熱愛報道や結婚報道に気が気でない
• 初恋の相手が二次元で実際に会えないのが苦しい

しかし、無理に自分の気持ちを否定することはありません。

ファンレターを通じて感情を表現するのもよい方法です。温かく見守ることも大切ですし、推しに似ている人を見つけるのもよいでしょう。

好きすぎて苦しいときの9つの対策

苦しさを感じてしまうほど相手のことが好きな場合、どのように行動すれば苦しさから解放されるのでしょうか。

恋愛で苦しいときの対処法9つを紹介します。

スマホから離れる

相手を好きすぎて苦しい場合には、なるべくスマホから離れることも検討しましょう。

手元にスマホがあると、ついメールやSNSをチェックしてしまい、連絡や相手の様子が気になってしまうからです。

意識的にスマホから離れることで、一時的に相手のことを忘れることができます。

苦しいときほど、意識的にスマホから離れるようにしてみてください。

恋愛意外に熱中できるものをみつける

好きな気持ちが大きくて苦しいときは、恋愛以外に熱中できるものを見つけるのも一つの手段です。

恋愛しか夢中になれるものがないと、恋愛やパートナーに依存してしまいやすくなります。

この機会に仕事を頑張ったり、習い事を始めてみたりするのもよいかもしれません。

プライベートや仕事を充実させて恋愛から少し力を抜いた方が、相手とよい関係を築くことができることもあるでしょう。

素直に相手に気持ちを伝える

相手のことが好きすぎて苦しいときの解決策の一つは、率直な気持ちを伝えることです。

素直に気持ちを伝えることで、相手から何らかの反応が得られるため、1歩前進できます。

もちろん嫌われるのが怖いと感じる方も多いと思います。

しかし、長い目でみれば勇気を出して率直に気持ちを伝えた方がよい方向に進むこともあるでしょう。

苦しい感情を紙に書き出す

相手を好きすぎて苦しい場合には、感情を紙に書き出してみてください。

心の中に留めたままだと、自分で思っている以上に思考が堂々巡りになっていることがあるからです。

書き出すことで、自分の思考を整理し、客観的に見つめ直せるでしょう。

また、不快な感情を昇華することにもつながります。

苦しいときには、ぜひ紙に書き出してみましょう。

友人に話を聞いてもらう

好意が大きすぎて辛いときは、友人に相談してみましょう。

誰かに話を聞いてもらうと、客観的なアドバイスをもらえます。

ただ、話を聞いてもらうだけでも、心が落ち着くことでしょう。

辛いときには、できるだけ1人で抱え込まないようにしてください。

相手にしてあげられることを考える

好きすぎて苦しいときほど、「相手にしてあげられること」を考えてみましょう。

恋愛が苦しいときには、相手に与えられるものより、自分が得られるものばかり考えてしまっているケースがあるからです。

「自分から与える」ことを意識するだけで、意外にも相手への執着が薄れることがあります。

長期的な関係を築きたい時にこそ、ギブも大切にしましょう。

自分を大切にして自分磨きをする

好きで苦しいときの対処法の一つは、自分磨きです。

自分磨きに熱中することで、一時的に相手のことを忘れることができるからです。

また、積極的に自分を高めることは、自分への信頼感や自信にもつながります。

自分への自信は、人を魅力的に見せるため、パートナーを惹きつけることもできるかもしれません。

自分磨きに熱中することで、相手のことが好きすぎて苦しい気持ちも和らぐでしょう。

時間が解決するまで待つ

好きで苦しいときの対処法のひとつは、時間が解決するまで待つことです。

苦しい感情を味わったとしても、時間が経てばある程度は落ち着きます。

どうしても解決しない場合には、時の流れに身を任せてみましょう。

出口が見えないように思える辛い出来事も、振り返ってみると「なぜ昔はあんなことで悩んでいたんだろう？」と思えるようになるかもしれません。

辛くても解決策が見つからない場合には、時間が解決してくれることを信じましょう。

本当に苦しさから抜け出したいのか自問自答する

最後に、好きすぎて苦しい場合、本当に自分が苦しい恋愛から抜け出したいのかを自問自答してみましょう。

視点を変えてみると、中にはあえて苦しい恋愛を選んでしまう人もいるからです。

たとえば、心の奥底では下記のように考えている可能性もあります。

• 恋愛が成就しないことを望んでいる
• 親の離婚などを経験している
• 深い関係になって恋愛で傷つくのが怖い

特に同じ失敗を何度も繰り返してしまっている場合には要注意です。

好きすぎて胸が苦しいときにやってはいけないこと7選

苦しいときにやってはいけないのはどのような行動でしょうか。

こちらでは、好きで辛いときにやってしまうと、逆効果になり余計に辛く感じてしまう言動7選をご紹介します。

相手に期待しすぎる

好きすぎて苦しいときにやってはいけないことは、相手に期待しすぎることです。

期待値が大きいほど、同じ状況であったとしても落胆が大きくなるからです。

たとえば連絡が遅いから嫌われたかも」ではなく相手も忙しいし、メールが来たらラッキー」と考えるようにします。

相手への期待値をさげることで、恋愛の辛さも和らぐでしょう。

自分の気持ちを否定する

たとえ好きすぎて苦しかったとしても、自分の気持ちまで否定しないようにしましょう。

自分の感情をなかったことにすると、余計に辛くなってしまう可能性が高いからです。

大人になれば、出会いがなく好きな人すらできないと悩む人も少なくありません。

好きな人に出会えたことに感謝し、そんな素敵な人に出会えた自分に自信を持ってください。

一方的に電話やLINEをする

たとえどんなに好きでも、一方的に電話やLINEをするのは控えたほうがよいでしょう。

一方的な連絡は、相手に負担となってしまうからです。

重い女性だと思われると、うまくいく恋愛もうまくいかなくなってしまう可能性があります。

連絡の頻度や内容は、相手とのバランスを考え、可能な範囲で相手にあわせましょう。

受け身になりすぎる

相手への好意が強いと、嫌われるのが怖くて受け身になってしまいますよね。

けれども、受け身になりすぎると、ズルズルと同じ関係が続く可能性があるためおすすめしません。

たとえば、下記のような行動をしてみるとよいでしょう。

• たまには自分から連絡してみる
• 食事に誘ってみる
• 気持ちを率直に伝える

時には積極的に行動してみることも有効です。

好意を試すような言動をする

たとえ不安になったとしても、駆け引きは控えましょう。

相手の好意を試すような言動は、逆効果になってしまうことも少なくありません。

気を引くために駆け引きをする方もいますが、落ち着いた恋愛を望むのであれば、誠実な対応を心がけるほうがよいでしょう。

相手に尽くしすぎる

いくら相手のことが好きであっても、相手に尽くしすぎるのはよくありません。

自己犠牲になるくらいだと、心身ともに辛くなってしまいます。

また、尽くすことが、必ずしも相手からの好意につながるとは限りません。

一方的に尽くしてばかりで、相手から大切にされていないと感じた場合には、慎重になりましょう。

与えてもらうことばかり考える

一方、相手から与えてもらうことばかり考えるのもよくありません。

与えてもらおうとすると、相手に重く感じられてしまい、関係性が行き詰まってしまう可能性があるからです。

苦しいときであっても、Win-Winになるようバランスをとると、よい関係を築くことができるかもしれません。

好きすぎて苦しいのであれば占い師に電話相談

好きすぎると苦しくなることもありますよね。

けれども1人で抱えこんで気持ちを吐き出せる場所がないと余計に辛くなってしまいます。

そのような場合には占い師に相談するのもひとつの手です。

話を聞いてもらえるだけでなく、よいアドバイスをもらうこともできるでしょう。